asamiXの毒親ダイアリー

人もうらやむ仲良し親子でした。 休日には、ショッピング・ランチ。 お洋服のシェア。 周りからは、若々しくステキな母と言われていました。 でも、本当は・・・ とても息苦しかったのです。

自分を褒めてあげたい

父親のことは苦手でしたが、時には距離を取ったりと、それなりに何とか付き合ってきました。

他界した今、分かり合えることも、誤解したままでもなく、何となく親子関係が終わったという感じです。

 

物心がついた頃から母親が嫌いでしたが、本当の母親が迎えに来るまでは、この人の言う通りにしないといけない、好きにならないといけない いや 好きになるのは無理でも好きなフリはしなくてはいけないと幼いながらも思っていました。


高校生の夏休み 戸籍を調べ本当の親だとわかり愕然としました。

優しい親の存在は フィクションの中の出来事だと思い知らされた気がしました。

これからは、頑張って好きになるように努力しなくてはいけないと思うようになりました。

ずっと自分が好きになるのが先か、相手に好きになってもらうのが先か、考えましたが答えは出ませんでしたが、「母親が好きだ。大好きだ。」「もっと好きになる努力をしなくてはいけない」と自分に言い聞かせて生きてきました。


この50年近くずっと好きになる努力、好きになってもらう努力をしてきました。
この努力は報われませんでしたが、半世紀も1つの目標に向かって努力できた自分を褒めて認めてあげたいと 今は思います。