asamiXの毒親ダイアリー

人もうらやむ仲良し親子でした。 休日には、ショッピング・ランチ。 お洋服のシェア。 周りからは、若々しくステキな母と言われていました。 でも、本当は・・・ とても息苦しかったのです。

抱っこ???

小学校2年生くらいの頃に、伯母に男の子の赤ちゃんが生まれました。

親戚の集まりがあり 赤ちゃんとご対面しました。伯母に「触ってみる?」と聞かれましたが、赤ちゃんが叩かれたらツラいので「うん。いい」と遠慮しました。

この頃には 赤ちゃんを見たり触ったりすると 弟の事もありその赤ちゃんに危害が加えられると 学習していました。

 

しばらくして赤ちゃんが泣き始めました。すると伯母は「どうしたの?」と言って赤ちゃんを抱きあげました。私は度肝を抜かれました。抱っこはミルクを飲ませる時か 運搬時にするもだと思っていたからです。

伯母が抱っこをすると赤ちゃんは機嫌が良くなりました。怒鳴らなくても泣き止みました。

幼いながらも、私の思っていることはおかしいと その時感じました。

 

帰宅後 母親は早速伯母の行動を「泣いたぐらいで抱っこして甘やかしたら、ろくな子に育たない」とケチをつけ始めました。そして、自分の事を「厳しく育てたから言うことを聞く良い子に育て上げた」と自画自賛していました。

力でねじ伏せている支配をしているだけだと気が付いていません。

 

あれから半世紀近く経ちましたが、イトコは親や周りを気にかける優しいおじさんになり、弟は人と極力関わらないおじさんになり、私は親を捨てたおばさんになりました。