asamiXの毒親ダイアリー

人もうらやむ仲良し親子でした。 休日には、ショッピング・ランチ。 お洋服のシェア。 周りからは、若々しくステキな母と言われていました。 でも、本当は・・・ とても息苦しかったのです。

感動しない子供時代

小学校入学前の頃、物語の内容は忘れましたが、主人公が失敗してもチャレンジして頑張るというアニメを観ていました。

その頑張る姿に感動し、涙を流しながら観ていました。すると、「こんな最後が判り切っているアニメを観て泣くなんて馬鹿なの?」と言われ次に「うっとうしい」と捨て台詞が飛んできました。私は、TVを観て泣くことは悪い事だと考え それ以降ドラマを観ても泣くことはありませんでした。

 

大人になり実家暮らしをしていた頃、母親とドラマを観ていた時に、「こんな感動的な母親の愛情がわからないなんて、アンタ本当に薄情なのね」と目を真っ赤にして言われましたが、「別に何も思わない」とだけ返答しました。

 

自分の感情を感じない生活を積み重ねた結果、感動的なものが何かわからなくなってきていたのだと思います。

 

年齢を重ねたせいなのか、絶縁をした結果なのかわかりませんが、最近ではドラマを観て勘当し、涙することも多くなりました。

小さな頃に親から言われた何気ない言葉が、これほどにも子どもの時の心を傷つけていたのだと 改めて実感しました。