asamiXの毒親ダイアリー

人もうらやむ仲良し親子でした。 休日には、ショッピング・ランチ。 お洋服のシェア。 周りからは、若々しくステキな母と言われていました。 でも、本当は・・・ とても息苦しかったのです。

母の日=年貢の日

母の日ギフトのCMを見たら、母親にプレゼントを要求されたことを思い出す。まるで 年貢のように取り立てが厳しかった。

 

小学校2年生くらいまでは、感謝の言葉だけで許されていたが、段々と物品を要求されるようになった。

プレゼントを渡した母の日当日は「ありがとう」と とりあえずは不機嫌そうに言うが、後日「A子ちゃんママは千五百円のエプロンのプレゼントをもらったというのに、アンタはこれだけ?」とクレームが入る。


母親の言い分としては、1年間お小遣いを毎月コツコツ半分くらい母の日の為にプレゼント用として貯金すれば、もう少しまともな物が 購入できるはず 親に対する感謝の気持ちがないから貯金すらできないというのが母親の言い分であった。

当時、広告の裏紙を束ねて”ノート代わりに使え”などと言っていた人なので、勉強に必要なノートなどをお小遣いで買っていた身としては、経済的にも無理な話であったが、当然理解はしてもらえない。


中学生くらいの頃に田舎に住んでいたこともあり、「良いお店がないから、お母さんにふさわしい素敵な物が買えないから」などと理由をつけて渡すのをやめた。渡さないことに対してかなりのクレームが来るが、渡してもクレーム・渡さなくてもクレームなので、お金は減らないし労力もかからないので、どんなに取り立てが厳しくなろうと、その後 40年近くずっと渡していない。