asamiXの毒親ダイアリー

人もうらやむ仲良し親子でした。 休日には、ショッピング・ランチ。 お洋服のシェア。 周りからは、若々しくステキな母と言われていました。 でも、本当は・・・ とても息苦しかったのです。

アロエ伐採

先日、業者さんにお願いして庭に繁殖したアロエを伐採してもらった。


そのアロエはまだ実家との交流をしていた頃、実家から押し付けられた物だった。
当時 マンション暮らしだったが、
母親「アロエくらい持っていないと・・・」
私「ベランダも狭いから鉢植えとはいえ置きたくないし使わないから いらない。」と断ったが、無理矢理 主人に押し付けた物だった。
母親が私達のマンションへ来た際には 必ずアロエの成長具合を確認していた。


その後 一軒家の借家へ引っ越し。

母親「これだけの庭があるのにアロエは植木鉢なんて可哀想。」と来るたびに言うものだから、主人が気を遣って植木鉢から庭へ植え替えた。

その後は、我が家に時々来ては成長具合をチェックし、
母親「何で、親であるウチが小さいのに、株分けしたこっちの方が育っているの」と怒ったり、

「こんなに立派に成長して」と喜んだりして、その時の気分次第で、訳のわからない反応をされて内心困惑していた。


そして、月日は流れ、高さ1m奥行き1m幅2mのデッカいアロエに成長し、不気味でしかない。当然、その周辺の通行はできなくなっていて、自分たちで、何とか出来るレベルはすでに超えていた。

 

そこで、業者さんにお願いしたのだ。


伐採後、本当に庭はキレイになった。あまりの美しさ・さっぱり感に涙ぐんでいると、

伐採業者さん「こんなに喜んでもらえたのは初めてですよ。」とびっくりされた。

アロエがあった場所を見る度に 何だか自分が勝った気持ちになった。今まで、心に引っかかっていた物・抱え込んでいたものが取れたようでとてもスッキリした。
自分では、気が付かなかったが、あのアロエを見る度に 母親にされた嫌な事が頭の中を駆け巡っていたのではないかと思う。