asamiXの毒親ダイアリー

人もうらやむ仲良し親子でした。 休日には、ショッピング・ランチ。 お洋服のシェア。 周りからは、若々しくステキな母と言われていました。 でも、本当は・・・ とても息苦しかったのです。

ウサギの風船

保育園のバザーがあり、ウサギの風船を買ってもらいました。

本当は ヨーヨー釣りがしたかったのですが、アイコンタクトでダメを出され、アイコンタクトでうさぎの風船を買うように指示されました。

指示されるままに買ってもらいましたが、手にすると可愛く思いました。

 

不注意で風船を手放したお友達がいました。風船は 高く高く自由に空へ飛んでいきました。自由に飛んでいく風船がちょっとうらやましかったです。

 

しかし、可愛いと思った風船も残念な事に翌朝にはもうしぼんでいました。ずっと風船は大きなままだと思い込んでいただけに 残念な気持ちになり、「あー小さくなっている」と思わず声が出ました。すると、母親が飛んできて「小さくなるに決まっているでしょう。アンタがすぐにダメになる無駄な物を買ったのよ。どうせなら長持ちするものを買いなさい。」と怒鳴られました。怒鳴られて余計に悲しくなりしょんぼりしていると、母親は「邪魔!!」と言って風船を包丁で刺して割りました。

もう、悲しむ気力さえなくなりました。

『昨日お空へ飛ばしてあげたらよかった。そうしたら風船はおかあさんに刺されなかった。』そう思いました。

 

イベント会場などで風船を手に喜ぶ子ども達を見かけると、ゴムの破片になった風船を思い出します。