asamiXの毒親ダイアリー

人もうらやむ仲良し親子でした。 休日には、ショッピング・ランチ。 お洋服のシェア。 周りからは、若々しくステキな母と言われていました。 でも、本当は・・・ とても息苦しかったのです。

不登園児でした

保育園に通園していた頃、どうしても家から出ることができなくなりました。

外の世界は、強盗をする人・悪い子を誘拐する人がいるし、悪い子を食べるオバケもいるから・・・などと今思えば笑ってしまうような理由ですが、当時は真剣に悪い子を連れさる魔法使いがいると思い込んでいました。

 

現実の保育園生活もまわりのお友達ともなじめず、お友達もあまりいませんでした。

登園バックに母親のお気に入りのカエルのキーホルダーを付けていましたが、それが取れやすく何度か紛失しました。紛失するたびに叱られ、保育園には「他の子が盗んだ」などと母親がクレームを入れていました。保育園側も「キーホルダーを付けないで欲しい」と言っていましたが、母親は要望を無視し必ずキーホルダーを付けていました。

 

「他の子に取られないように ずっとカバンを見張っていなさい。」

と母親に命じられました。

保育園で自由に遊ぶことすら、かなわなくなったのです。

もともと少なかったお友達もいなくなりました。

保育園に行けば行くほど、孤独を味わいました。

 

家に居ても母親が怖いですが、外には魔物がいる。

保育園では、お友達がいない。

先生も助けてくれない。

家の中なら、母親から逃げればいいだけですから、そっちの方が楽だと幼いながらも判断し 不登園を選びました。

 

何故、登園できるようになったのか 外出できるようになったのかは 覚えていません。

 

小学校低学年くらいの頃、家よりも学校が安心できると感じたことを覚えています。

学校も居心地は悪かったですが、無事に登校さえすれば、帰宅するまでは安全の保証はありました。

 

耐える・我慢するしかない状況に、絶望的な気持ちで日々を送っていました。