ソーシャルディスタンスな子供時代
今考えると、子供の頃の我が家は、ウイズコロナの生活をしていました。
お箸・コップなどの使いまわしはしない。
大皿料理は、自分の箸を使わず、取り箸を必ず使う。
なるだけ、1メートルくらい距離を開け極力近づかない。
小声で会話をするときも 唾液が飛ばない距離にする。
お金や、物は直接手渡しをしない。
・例えば、お金なら「ここに置くね」と言ってテーブルの片隅に置く等
などなど、今の時代にタイムスリップしてきても、全く違和感なく生活できます。
何故、このような生活をしていたかと言いますと、
人が口を付けたお箸や、コップは気持ち悪くて使えない。
人の唾液が付いた箸で触った食べ物を口にするのは嫌なので、取り箸。
距離を詰められると、危害を加えられそうで落ち着かない。
唾液が飛んできたら、単に気持ちが悪い。そもそも近づきたくない。
手渡ししていて、万が一相手の手に当たったら不快。
などの理由で 自然とソーシャルディスタンスの生活でした。
食卓に仕切りが欲しいと ずーーーーっと思っていたくらいです。
家族間の信頼関係がなくて、無意識に距離を取っていたのではないかなぁと今では思います。”人に触れない人は、他人を信頼していない”と聞いたこともあります。
不謹慎を覚悟で言いますと、コロナ禍になってお釣りが手渡しでなくなり、とても楽ですし、量販店のレジに並んでいても距離を詰められることもないし、マスクのおかげで唾液は飛んでこないし・・・楽に暮らせているのが本音です。
アフターコロナの生活でどうやって、人と距離を保つのか 色々と頭の中でシミュレーションをしています。