asamiXの毒親ダイアリー

人もうらやむ仲良し親子でした。 休日には、ショッピング・ランチ。 お洋服のシェア。 周りからは、若々しくステキな母と言われていました。 でも、本当は・・・ とても息苦しかったのです。

12月は苦手

今年は自分用にお菓子の入った小さなクリスマスブーツを買いました。

 

幼い頃、お店で「いいなぁこれ」

とふと漏らしたら、母親から

『こんな物にお金を出すのは、もったいない』と烈火のごとく怒られ とても怖い思いをしたので、その時の幼い自分にプレゼントする感覚で購入しました。

 

母親は、人付き合いと見栄の為、10人分くらいありそうな大きなバターケーキを毎年買って来てくれましたが、

『アンタの為に買って来てあげたんだから、感謝して食べなさい』

と怒鳴られ、食べ切るまで2〜3日ずっとケーキだけを食べていた記憶があります。そのせいか、今でもケーキは好きでないです。

 

チキンは高価なので 父と弟の分しかありませんでした。弟くんが おすそ分けしてくれようとしましたが、母親に見つかってしまい

『もったいないから、あさみにはあげなくて良い』

と怒られていました。気を利かれたばかりにかわいそうでした。

 

毎年 弟くんと2人 

“こんなクリスマスパーティをしてくれてありがとう‼︎ 最高です!”

オーラを出しながら、内心はこれ以上怒りを勃発させる事なく無事終了するのを祈っていました。

 

12月に母親の誕生日があるので、

「おめでとう」

と言うと

『そんなに年を取らせたいのか💢』

と怒り

何も言わなかったら

『親の誕生日を祝う気がないのか?気が利かない💢』

と怒る。

毎年、どちらの怒られるを選ぶか究極の選択でした。

 

平和に過ごせている今、小さなクリスマスブーツを眺めながら、子供時代を思い出し幼かった自分を抱きしめてあげたい気分です。