”親ガチャ失敗”という言葉
ちょくちょく聞こえてくるこの言葉 何か気になります。
親の立場から言わせてもらうと、お弁当作り、洗濯、部活・塾の送迎、PTA活動など とりあえず頑張ってきたつもりです。それなのに 思春期の我が子に”親ガチャ失敗”と言われたらショックです。
私が思うのに ”親ガチャ失敗”と言える子供は、きっと不満をぶつけても親は理解してくれると信頼してくれているからではないかと思います。
だから、もし我が子に”親ガチャ失敗”と言われたら、どの部分でそう感じるのか話し合いをして 今後の親子関係の改善点を見つけられたらと 思います。
理想論ではありますが・・・
中学生の頃の自分に戻って考えました。
”親ガチャ失敗”という言葉を親に言えただろうか?
機嫌を損ねると何をされるかわからないので、絶対に言えません。
ライフラインを断ち切られる恐怖、生き抜くために自然と口を閉じたでしょう。
「私は、ガチャ成功だよ。だって、こんなに幸せで恵まれているもん」と言い切ったでしょう。
内心は、『アンタなんか親じゃない!!』って思っていました。自分の理解者だと思ったこともありませんでした。もちろん、信頼関係はありません。
人を信頼するだけ無駄、人に期待するだけ無駄、と生きながらに教えてくれた人です。
つまり、私自身は”親ガチャ失敗”したのです。
もし、生まれ変わることがあれば次回は親ガチャを回す前に
「私、失敗しないので!!」
と、強気で言い切ってからガチャします。