自称母親への手紙
幼少期より何度か話を聞いて欲しいと思いましたが、「アンタの話は聞くだけ時間の無駄」と言われ聞いてもらえませんでした。特にあなたは自分に都合の悪いことは闇に葬りましたね。いまさら、話すことは私にはありません。
改善できる関係であれば、色々とありつつもお互いを思いやり改善に向かっていたでしょう。
あなたは私にとって衣食住を提供してくれる人、つまり“ライフライン”でした。私はライフラインを供給してもらう対価としてあなたのストレス発散のゴミ箱役をしました。
知人・親類の悪口はともかく、父親や祖母の悪口は聞くに耐えられませんでした。また、一緒になって悪口を求められたことも苦痛でした。
そして、社会人になってからも自分がライフラインでなくなると私に逃げられるから、私の自立を妨害することに懸命でしたね。
幼少期 殴らせてあげました
青年期 愚痴を聞いてあげました。
中年期 慰めてあげました。
上記のように私は あなたのゴミ箱として生きてきました。自分の事を後回しにしても、やりたいことを我慢しても あなたのご機嫌を伺って生きてきました。
私の親孝行はすでに終了しています。
私は これまでの事に対して、謝罪などを求めているのではありません。
許す・許さないは 私が決めることです。
物心ついた時からあなたから一番言われた言葉は、“うっとうしい”です。この言葉は 嫌いな人・物に対して使う言葉です。私は、あなたに見捨てられていたのを長い年月をかけて受け入れました。あなたも ご自分の気持ちに気づいてください。
子供だからと言って母親が好きとは限りません。
母親だからと言って、子供を愛さなくてはいけない事もないと思います。
嫌いなら嫌いで良いと思います。
では、もうお会いすることもないとは思いますが、お元気で!